キャンナス鴨川 の日記
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7/9 キャンナス鴨川発会式
2023.07.17
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おかげさまで、7月9日日曜日、鴨川市文化体育館にて、全国訪問ボランティアナースの会、キャンナス鴨川発会式を開催することができました。全国では162番目、千葉県では9箇所目の拠点となります。
鴨川市内外より、介護・こども・障がい等福祉関係の皆さま、医療施設、看護師の方々、小児科の先生、療育の先生、議員の先生、様々な分野でご活躍されている45名の方々にご参加いただきました。心より厚く御礼申し上げます。
発会式では、キャンナスを27年前に立ち上げた菅原由美代表からのご挨拶、そして、安房地域で医療介護連携を牽引されていらっしゃる、花の谷クリニック院長の伊藤真美先生からご講演をいただきました。お話の中で、お二人とそして、会場にもいらした安房地域で発足したAWA311のメンバーの皆さまが、東日本大震災下での支援活動を通じた繋がりがあったことを改めて知りました。AWA311以来、更に安房地域での繋がりが強くなり、それが脈々と続いていること、キャンナス鴨川の立ち上げもその土壌の上に成り立たせていただいていることを強く感じました。
交流会では、同じ千葉県内から駆けつけてくださったキャンナス館山、船橋、大多喜、そして1ヶ月前に発足したばかりの千葉花見川の各代表が、それぞれ活動についてお話ししてくださいました。実際の現場での様子が手に取るようで、心強いお話しばかりでした。そして、ご参加された皆さまからは、今後の地域づくりへの展望や、キャンナス鴨川とのこれからの繋がりへの思いを語っていただきました。
発会式、そして交流会の締めくくりとして、これからの医療、介護、福祉は制度の前に人として繋がっていくことがこの地域でも非常に重要になっており、その一端をキャンナス鴨川へのエールとして送ってくださいました。ありがとうございました。
当日は、お休みにも関わらず、朝早くからボランティアで9名の方々が会場準備から片付けまで担ってくださいました。一人では到底なし得なかった、私にはもったいないくらいの船出となりました。心の底から感謝しております。
皆さまからの善意と励ましと、言葉では言い表せないくらいの感謝の気持ちと共に一歩を踏み出すことができました。
少しずつ、細く長く、皆さまに恩返しができるよう精進して参ります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
キャンナス鴨川
一島 栄美子